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ドラえもん
のび太と翼の勇者たち
前作 のび太の太陽王伝説
次作 のび太とロボット王国(キングダム)
  

ドラえもん のび太と翼の勇者たち』(ドラえもんのびたとつばさのゆうしゃたち)は、2001年3月10日に公開されたドラえもん映画作品の1つ。および、藤子・F・不二雄プロによって漫画化され、月刊コロコロコミック2001年2月号から2001年3月号に掲載された大長編ドラえもんシリーズの作品。映画シリーズ第22作、大長編シリーズ第21作(まんが版映画シリーズ4)。漫画版には番外編である短編も存在する。また『2001 DORAEMON EARTH PATOROL 21世紀地球パトロール隊』と題され、自然を守ろうキャンペーンも行われた。

監督は芝山努配給収入30億円。主題歌を歌う知念里奈が、声優にも初挑戦している。また森繁久彌が特別出演している。 同時上映は『がんばれ!ジャイアン!!』『ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!』。

テンプレート:ネタバレ

概要 編集

あらすじ 編集

のび太しずかドラえもんたちが出会った鳥人の少年グースケ。鳥人の世界バードピアから人間界に迷い込んだのだ。

いっしょにスノーグース号を修理しグースケのテストフライトを見守っていたのび太たち。だが、グースケの墜落現場をソフトクリームを食べながら見ていたジャイアン、スネ夫がその時目撃する。2人はスノーグース号につかまり、そのまま謎の穴に入っていってしまった。

3人を追ってバードピアへやって来たのび太たちは、ドラえもんのひみつ道具バードキャップ」で鳥人となり、人間界の鳥類を保護する「渡り鳥パトロール隊」の入隊テスト「イカロスレース」に挑むこととなる。グースケも自作の飛行機スノーグース号でレースに挑む。

だがその影では、人類を憎悪する鳥人たちが、人間界侵攻のために古代の怪物フェニキアを蘇らせようとしていた。フェニキアが蘇ればバードピアまで滅んでしまう。

のび太やグースケたちはバードピアを救うため、伝説の勇者「イカロス」と共にフェニキアに立ち向かう。

舞台 編集

バードピア
から進化した人類「鳥人」の世界。鳥類学者・鳥野が鳥類以上の生物の出現する以前、太古の時代へと自身のタイムマシンを用いて移動し鳥類による楽園を創造しようとしたが、手違いで異世界に飛ばされてしまい、其処をそのまま鳥の楽園としたのが始まり。鳥と鳥人たちの楽園だが、人間たちを「鳥類を迫害する種族」として快く思わない者が多い。のび太たちの住む人間界のパラレルワールドに位置している。人間界と特殊な穴を通して繋がっており、その穴を目視・認識出来るのは鳥類の遺伝子を持つ者のみである。

ゲストキャラクター 編集

グースケ (頓宮恭子
鳥人の少年。実は、イカロスの息子。幼少時のトラウマから自分の翼で飛ぶことができず、自作の人力飛行機「スノーグース号」でイカロスレースに挑む。食べ物の早食いでは、ジャイアンと1、2を争う。最後は自分の翼で飛べるようになった。
ホウ博士 (声:永井一郎
ミミズクの考古学者で、グースケの友達。バードピアの運命を左右するという石板を研究している。人間を敵視している人が殆どのバードピアの中でも人間を嫌ってはいない数少ない人物。
ミルク (声:氷上恭子
グースケのガールフレンド。グースケの家の隣に住む勝気な性格の女の子。
グースケの父(声:島田敏
バードピア環境長官をしている。息子のグースケを暖かく見守っているが実はグースケとは血のつながりはない。
グースケの母(声:折笠愛
コックをしている。数年前の嵐の日、空から落ちてきた幼いグースケを拾った。
グースケの弟(声:鉄炮塚葉子
作中で誕生するグースケの弟(ただしグースケは両親とは血のつながりがない為、当然実の弟ではない)。生まれて最初にスネ夫を見たため、刷り込みによりスネ夫に懐く。
ツバクロウ (声:知念里奈
イカロスレースに挑むツバメ鳥人の少年。自力で飛べないグースケを見下し、イカロスレースではジャッジの判定によりグースケから優勝を掻っ攫う。
トビオ(声:山口勝平
イカロスレースに挑むトンビ鳥人の少年。ツバクロウと共にグースケを見下す。
ジーグリード (声:大平透
カラス警備隊の長官で軍服を着たハゲワシ鳥人。渡り鳥パトロール隊だった頃、心ない人間に銃で撃たれたため人類を憎悪している。フェニキアの力を持って人間界を滅ぼそうとしている。かつてはホウ博士を師と仰ぎ共にフェニキアの研究をしていたこともある。
バビロン (声:松本保典
渡り鳥パトロール隊の隊長。ハヤブサ鳥人。ジーグリードの部下で、義弟。
クロウ(声:広瀬正志
イカロス (声:津嘉山正種
バードピアに伝説として語り継がれるイヌワシ鳥人の勇者。ジーグリードに怪我を負わせた責任から、自ら監獄島に閉じこもっている。オーディアという妻がいたが、原作では他界しているがアニメでは不明。息子と生き別れている(当時息子は赤ん坊だった)。
オオタカ (声:八奈見乗児
バードピアの内閣総理大臣。
鳥野守 博士 (声:晩年-森繁久弥(特別出演)、若き頃-不明)
23世紀(映画では22世紀)の鳥類学者。バードピアの創造主。人間嫌いであったため、鳥たちと共にタイムマシンで過去へと行く途中、紛れ込んだ異次元空間によって、とある惑星へと辿り着き、バードピアを創造した。
TVアナウンサー(声:渡辺宜嗣
カラス警備隊(声:菅原淳一千葉一伸
ジーグリード直属の部下。
美容師(声:青野武
貴婦人(声:愛河里花子
ダチョウタクシー(声:難波圭一
タクシーを務めるダチョウ。カラス警備隊から逃げる時にドラえもん・のび太・しずかが利用した。
ツル(声:江森浩子
カモメ(声:滝沢ロコ
ニワトリ(声:片岡富枝
ダチョウ(声:茶風林

登場した秘密道具編集

イカロスレース 編集

渡り鳥パトロール隊の入会テストを兼ねた、バードピア最大の行事。審判および判定はバビロン隊長にゆだねられている。実況はかなり熱い。ジャイアンは、このレースのことを「タコロスレース」といったことがある。

コース構成
中央塔(謎のパラソル飛行機脱落)→森林(のび太脱落)→深い渓谷→滝の裏にある、人食い蜘蛛の巣食う洞窟(ミルクをジャイアンとスネ夫が救出、後にミルクは脱落)→中央塔→トマリギの根元(グースケ、ツバクロウ、トビオのデッドヒート)→スモークベルトの真下
ルール
コースを1周して戻り、トマリギのスモークベルトの真下に自分の羽を突き刺せばゴールとなる。しかし、グースケが優勝した際は、その後の渡り鳥パトロール隊の活動にグースケがいるとジーグリードやバビロン隊長にとって都合が悪いことが分かっていたため、レース後に、自らの翼で完飛行したもののみを合格とし、人力飛行機は失格の対象とした。バビロンは、このルールを「偉大なるイカロスの名を辱めないためにも」としている(ちなみにグースケのほかにも人力飛行機で出場した選手がいる)。

スタッフ編集

主題歌 編集

オープニングテーマ『ドラえもんのうた
作詞:楠部工、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:山野さと子日本コロムビア
エンディングテーマ『Love you close
作詞:森浩美、作曲:上田知華、編曲:大坪穂稔、歌:知念里奈ソニーレコード

キャッチコピー 編集

  • ドキドキは、空にある。
  • 21世紀最初の映画ドラえもん

関連項目 編集

外部リンク 編集

ドラえもん映画作品
大山のぶ代版(第1期
(1980) 恐竜 (1981) 宇宙開拓史 (1982) 大魔境 (1983) 海底鬼岩城 (1984) 魔界大冒険
(1985) 宇宙小戦争 (1986) 鉄人兵団 (1987) 竜の騎士 (1988) パラレル西遊記 (1989) 日本誕生
(1990) アニマル惑星 (1991) ドラビアンナイト (1992) 雲の王国 (1993) ブリキの迷宮 (1994) 夢幻三剣士
(1995) 創世日記 (1996) 銀河超特急 (1997) ねじ巻き都市冒険記 (1998) 南海大冒険 (1999) 宇宙漂流記
(2000) 太陽王伝説 (2001) 翼の勇者たち (2002) ロボット王国 (2003) ふしぎ風使い (2004) ワンニャン時空伝
水田わさび版(第2期
(2006) 恐竜2006 (2007) 新魔界大冒険 (2008) 緑の巨人伝 (2009) 新・宇宙開拓史 (2010) 人魚大海戦
(2011) 新・鉄人兵団 (2012) 奇跡の島 (2013) ひみつ道具博物館
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