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ガチャ子(がちゃこ)は藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場する架空のアヒルロボット

概要編集

外見など編集

ガチャ子は白い体に大きなくちばしを持ち、ワンピースを着て頭にリボンが結んでいる。人間の言葉を話すが、鳴き声も上げたりするなど半動物的な習性も持つ。ドラえもんと同じくひみつ道具を所持しているが、ポケットではなく口から吐き出して使う。

日本テレビ版アニメでの担当声優は堀絢子。原作よりも可愛らしいキャラクターにデザインされている。なお同アニメーションにおいては「あたい、ガチョウのガチャ子」と自己紹介の台詞があるが、後年、藤子・F・不二雄がインタビューで「ガチャコというアヒル型ロボットを出したことがあります」と、モデルはアヒルであったと語っている[1]。また同アニメーションにおけるガチャ子の体色は黄色かった。

登場の経緯編集

セワシはドラえもんを野比のび太の元へ送って彼を助けようとするが、ドラえもんが成果を上げないためセワシが急遽のび太の元へ送り込んだ第2のロボットがガチャ子である。ガチャ子が初登場した話(『小学一年生』1970年5月号掲載「ドラえもん対ガチャ子」(初出時無題))では、ドラえもんが「あ、ガチャ子、何しに来た?」と言っていることから、両者の面識はあった。アニメではしずかの家に居候している。

日本テレビ版アニメでは、ドラえもんはガチャ子には頭が上がらない、といった性格が付与されている。その理由はガチャ子の産む卵をドラえもんが非常に恐れているからで、機嫌を損ねると必ずガチャ子は「卵産むわよ」という脅し文句をドラえもんに対して吐く。しかしガチャ子の卵をドラえもんが恐れるのか、その理由は明確にされておらず、産まれた卵から何が孵るのかの描写もされていない。

その後編集

原作においてガチャ子はドラえもんの助っ人として登場したものの、結局はドラえもんと「のび太の手助け合戦」を行っては滅茶苦茶にするというスラップスティック的な路線を繰り返した挙げ句、唐突に作品から姿を消し、特に「未来へ帰る」等の離別エピソードは描かれていない。登場した話も下記の5話のみであった。

また、藤子・F・不二雄は後年のインタビューにおいてガチャ子について、「焦点が分裂して全く違った性格の漫画になってしまうのです。ガチャコはいなかったことになりました」と公式に存在を抹消したことを語っている[1]

そのため単行本(てんとう虫コミックス)にはガチャ子の登場するエピソードは一切収録されておらず、現在のテレビ朝日版アニメにも正規のキャラクターとしては登場していない。ただし、2006年6月2日放送の「クリスチーネ剛田大先生! ジャイ子の新作マンガ」に、作品世界のTVアニメに登場するキャラクターとして一度だけ登場した(原作ではオバケのQ太郎が描かれていた)[2]

そんな不遇なキャラクターであったガチャ子だが、2009年7月に藤子・F・不二雄大全集が刊行されたことで状況は一変した。この全集は、今まで未収録であった作品を含む全ての作品を収録することを方針としているため、ガチャ子が登場するエピソードも再び日の目を見ることとなった。2009年8月25日発売の『ドラえもん』2巻、同年10月23日発売の3巻の2冊にわたって、5話全てが収録されている。

ガチャ子が登場するエピソード一覧編集

タイトル初出時タイトル掲載誌収録
ロボットのガチャ子ロボットのガチャ子『小学二年生』1970年5月号藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』2巻
ドラえもん対ガチャ子無題『小学一年生』1970年5月号藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』3巻
きょうりゅうが来た無題『小学一年生』1970年6月号藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』3巻
まほうのかがみまほうのかがみのまき『小学一年生』1970年7月号藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』3巻
おかしなでんぱクルパーでんぱのまき『小学一年生』1970年11月号藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』3巻

関連項目編集

脚注編集

  1. 1.0 1.1 てんとう虫コミックスアニメ版「映画 2112年ドラえもん誕生」(1995年、小学館)
  2. てんとう虫コミックス 第44巻 138ページ(1993年、小学館2010年6月26日閲覧

外部リンク 編集

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